意図のない行動の影響
2024.03.19
こんにちわ。組織開発がミッションの人事グループ・組織開発室に所属しているてぃーびーです。
仕事においてなにか何らかの目的を達成するために意図して行動をすることがあります。
一方で特に何かの影響を与える意図はない行動をすることもあります。
今回は「意図のない行動」の影響についてまとめます。
意図のない行動とは?
意図のない行動とは、特に何かの影響を与えようとする意図はなくしている行動です。
典型例としては、
- 感情をもとにした行動
- 習慣化して無意識に行っている行動
- 直感をもとにした行動
- 発言・行動・表情などの癖からくる行動
などがあります。
意図のない行動の影響
意図のない行動は影響と伴わないこともあれば、伴うこともあります。
影響が伴う場合、ポジティブな影響もあれば、ネガティブな影響もありえます。
例えば、いつもニコニコしていることが習慣になっていて、特に意識するでもなく笑顔を振りまいている場合、結果的に他者から好ましい印象を持たれやすく、様々な行動や振る舞いをポジティブに解釈してもらいやすくなるでしょう。
逆に、反射的に否定的な発言をしがちな場合、相手からネガティブな印象を持たれ、警戒されてしまうかもしれません。
意図のない行動の影響に気づく方法
意図のない行動による影響を自覚できると、継続させたほうが好ましい行動や、見直したほうがいい行動が判別しやすくなります。意図のない行動に気づくためのアプローチとしては以下のようなものがあります。
ふりかえり
ふりかえりを習慣化していると、行動と結果の関係に敏感になってきます。
好ましい結果がなぜ起こったのか?好ましくない結果がなぜ起こったのか?
これらをふりかえるうちに、原因となった意図のない行動に気づくことができます。
フィードバック
他者からのフィードバックによって、自分で気付けなかった自分の行動の影響を知ることができます。
ただし、内容によっては伝えにくくなるため、伝えにくいことを伝えることができる関係性が必要になります。
他者の相談にのる
コーチやメンターなどの立場で他者の相談に乗る機会が増えると、物事の原因と結果を整理する機会が増えます。
結果として物事のつながりに敏感になり、行動と影響の関係に気づきやすくなります。
まとめ
「意図のない行動」の影響についてまとめました。
よくわからないがうまくいかないこと。よくわからないがうまくいくこと。
こういったできごとには意図のない行動が影響していかもしれません。